『届出制に問題があった』は松井市長の真っ赤なウソ - まともな『届出』はされていません

届出制はウソ

松井市長は 大阪市会において

『合同会社のメンバー変更が届出制であった』
『届出制に問題があった』

と答弁していますが、これは全くのウソです

大阪市 令和4年6月常任委員会(建設港湾) 06月10日-01号 松井市長答弁

再度、大阪市に提出された「届け出」を確認します

代表社員変更届出

賃貸借契約も再度確認します

契約書19条3項

契約書では(届出義務)として
『乙』の住所、氏名等に変更があったとき
直ちに届け出なければならない

とされています

直ちに届け出がされているでしょうか?

届出がされたのは

2014(H26)年7月31日

届出の内容は

2014(H26)年3月11日 日光エナジー開発退社
▶ 日光エナジー開発退社から4ヶ月以上後

2014(H26)年4月11日 上海電力日本加入
▶ 上海電力日本加入から3ヶ月以上後

これでは、とてもではありませんが届出がされたとは言えません

また、契約書の第19条(3)は

(3)第13条第4号及び第14条の工事に着手するとき及び工事が竣功したとき

と定められていますが

2014(H26)年3月24日〜4月10日の準備作業の着手届が

2014(H26)年3月20日に提出されています

着手届

この時点において、日光エナジー開発はすでに退社していますが、着手届では、その事は報告されていません
また、規約に沿って届出が行われていれば

2014(H26)年4月11日以降の工作物の設置作業の開始
2014(H26)年5月18日の竣工

も大阪市に届出されたはずです

しかし、その時点では合同会社の執行社員の変更は報告されず

2014(H26)年7月31日になってようやく報告されました

この事からも、日光エナジー開発の退社、上海電力日本の加入については、そもそも届け出るつもりはなく、竣工式等でマスコミの取材を受け慌ててアリバイ的に後付で「事後報告」がされたに過ぎません

松井市長の言う届け出もまともに行われていなかったのです

届け出制であったと言うのもウソ
届け出がされていたと言うのもウソ

大阪市会でウソを並べるウソつき松井市長は絶対に許されません


[2022-10-10 追加]
合同会社の役員については以下のサイトを参考にしてください

freee株式会社 合同会社の「代表社員」は複数いてもいい?
業務執行社員との違いも詳しく解説 - 業務執行社員と代表社員の位置づけ

『合同会社 咲洲メガソーラ「大阪ひかりの泉」プロジェクト』は『業務執行社員が複数いる場合』があてはまります


資料
大阪市会録画配信 建設港湾委員会 令和4年6月10日午後1時資料
添付資料前田和彦委員配付資料 (PDF 3,260KB)